文科省が、子どもたちに「生きる力」を育むことを教育の基本とすることを提言して以来、その「力」をどのように育むべきか、多くの議論を呼んできた。しかし、それらの「力」をどのような環境で統合的に育むべきかの議論は少ない。本研究は、文科省が定義する「生きる力」(中央教育審議会,2003)、すなわち、
- 主体的判断・行動による問題解決
- 他者との協調性
- 健康と体力
上記の事項はアウトドアの環境でこそ統合的に育成されるとの仮定に立ち、以下の課題を実現することを目的とする:
- アウトドア環境教育の先進国である北欧諸国の資料収集。
- 学科カリキュラムにおける実践。
- 保育現場における実践。