教員紹介

一般教育学科

たかはし よういち
高橋 陽一   准教授

博士(文学)

【Ⅰ. 基本情報】
所属 一般教育部
専門に関わる資格
研究分野(キーワード) 歴史学(日本近世史・旅行史・観光史・地域社会史)、歴史資料保全学
主な担当科目 総合コース(東北と日本)、基礎演習(自治体史を読む)、教養講義A(郷土)

【Ⅱ. 業績一覧】
研究業績 『近世旅行史の研究―信仰・観光の旅と旅先地域・温泉―』(単著、清文堂出版、2016年)
『旅と交流にみる近世社会』(編著、清文堂出版、2017年)
『よみがえるふるさとの歴史4 湯けむり復興計画 江戸時代の飢饉を乗り越える』(単著、蕃山房、2014年)
所属学会 東北史学会、交通史学会、日本温泉地域学会、歴史学研究会、日本史研究会、地方史研究協議会、宮城歴史科学研究会
競争的資金の獲得状況
(過去10年間・外部資金含む)
科学研究費基盤研究(B)「研究者ネットワークによる巨大災害被災地での歴史文化環境再生の研究」(研究分担者、2019年度~2021年度)
科学研究費基盤研究(C)「近世東北地方における自然資源の利用・管理と地域社会に関わる歴史学的研究」(研究分担者、2015年度~2018年度)
科学研究費若手研究(B)「日本近世における旅の歴史的特質の解明」(研究代表者、2014年度~2016年度)
科学研究費若手研究(B)「日本近世近代における観光地形成過程の歴史学的研究」(研究代表者、2011年度~2013年度)
社会における活動
(学会活動以外)
NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク会員
古文書サークル「かわうち古文書村」代表
古文書サークル「もみじの会」代表
松島町歴史文化基本構想策定委員(2017年度まで)

【Ⅲ. 研究室紹介 】
研究活動 修学旅行、卒業旅行、新婚旅行…。今日の私たちにとって旅は人生の大きな一ページです。誰でもどこへでも旅ができる、そんな現代的な大衆旅行の環境が日本で整ったのは近世(江戸時代)です。旅行者の記録や旅先の史料をもとに、社会全体の状況も踏まえながら、この時代の旅の特質を解明することが研究テーマです。人はなぜ旅をするのか、そこに何の意味があるのか、そんな人間の本質を探究する研究でもあると思っています。
ゼミ紹介 歴史の勉強で大切なのは「読む」、そして「解釈する」ことです。授業では、近世を中心にさまざまな地域・作成者の史料を解読します。また、現代の自治体史や研究論文も読みます。解読した史料から何が言えるのか、論文からみえる課題は何なのか、議論しながら思考力や発言力を養います。「歴史研究」と聞くと堅苦しいイメージを抱きますが、素朴な疑問が一番大切です。気軽に発言でき、楽しく学べる雰囲気作りを心掛けています。
高校生へのメッセージ 歴史を知れば今がわかります。未来がみえます。歴史研究の材料である古文書(こもんじょ)は、過去の人々の面白い営みに満ちています。「歴女」という言葉がもてはやされて久しいですが、実際に昔の文献をひもといて過去から学び、今や未来についてあれこれ考えることのできる本当の歴女、「古文女」になってください。
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 ・温泉の歴史
・宮城県・仙台藩の古文書
・歴史資料保全活動
個人ホームページ,researchmap,j-global等 https://researchmap.jp/7000004438
その他リンク リレーエッセイ
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