ゼミナール紹介

姚 国利 / 東アジア

東アジア地域における近代化過程の歴史をふまえて、同地域の経済発展、社会変化と文化の変容を考察し、その構造と特徴を考えます。

杉井 信 / 東南アジア

東南アジア地域全体の自然文化的特徴を紹介しつつ、イスラーム、仏教、キリスト教が根ざす様子を具体的に考察。特にフィリピンに注目し、社会、文化、歴史など詳しい理解を目指します。

八木祐子 / 南アジア

数千年の歴史と世界の5分の1の人口を持ち、数多くの言語と宗教が混在する南アジア。多様性に満ちたこの地域も、インドを典型として、80年代以降の経済発展や90年代以降のグローバル化の影響を受け、その枠組みを変えつつあります。ゼミでは、独創性あふれる議論を展開し、ダイナミックに動く南アジアの「今」をとらえます。

富永智津子 / 西アジア・アフリカ

アフリカ、特にサハラ以南のアフリカ社会を対象に、その文化や経済や政治について学びます。東アフリカのスワヒリ語文化圏が重点領域です。

今林直樹 / フランス・南ヨーロッパ

学生の課題は「自分自身にとってのヨーロッパ像」を見つけること。学生との対論を通じて、ヨーロッパ理解を深めていきます。

高田紀代志 / イギリス・北ヨーロッパ

環境問題を軸にイギリスや北ヨーロッパ諸国における科学技術と文化社会についての理解を深め、それを通して日本の環境問題についても考えていきます。

大島 衣 / ドイツ・東ヨーロッパ

ヨーロッパの文学を文化や社会との関わりで扱います。授業では素材としてヨーロッパの昔話を取り上げ、これらが私たち日本人のあいだも含め、いわゆる「よく知られた昔話」として定着し、さらに新たな形(例えばディズニーアニメなど)で受容されるプロセスに見られる、文化や社会との関係を考えます。

黒滝正昭 / ドイツ・東ヨーロッパ

EU・ユーロ入門、ドイツ統一、国境を越えるドイツ、拡大EU、「ヨーロッパ合衆国」などをテーマに、関連文献やドキュメンタリー番組などを教材として討論します。

佐藤史浩 / ドイツ・東ヨーロッパ

ヨーロッパの教育について、それを生み出してきた社会的文化的背景をふまえながら、歴史、現状、改革の動向、また、そこでおこなわれている特色ある教育などを取り上げ幅広く考察します。ヨーロッパの教育を通して日本の教育についても考えていきたいと思います。

山岸喜久治 / ドイツ・東ヨーロッパ

「ヨーロッパの法、日本の法」本ゼミでは、日本社会で事件となっている法律問題や憲法問題を勉強します。1回のゼミで1つのテーマについて取り上げ、legal mind(法の精神=正義)の視点で判断できるよう努力します。1年間を通じて憲法、民法、刑法の基本3法のエッセンスを学びます。

J・F・モリス / 文化と交流 日本

身の回りにある実在の「日本の文化」に目を向け、文化の保存・伝承に必要なものは何か、観光と文化財の活用などについて実例を中心に学んでいきます。

岩川 亮 /文化と交流 アジア・ヨーロッパ

フランスの歴史を通観したあと、フランス文化の諸相を美術、建築、宗教、民族、言語などの各方面にわたって、概説します。学生自身がもっとも関心を寄せる文化領域のテーマを取りあげ、それを学問的に取り扱い、考察する方法を探求します。

市野澤潤平 / 文化と交流 観光学

観光学は懐の深い学問であり、観光産業振興への直接的な寄与を目指すのみではない、多種多様な問題意識を包含します。私が担当する観光学関連の授業では、観光の経営学/経済学にとどまらず、人類学や社会学の視点も取り入れて、観光現象の文化的・社会的な側面への理解を深めていきます。本ゼミは、「観光現象の理解=現代社会を読み解く」という視点から、狭い意味での観光/ツーリズムに限らず、サービス、移動、楽しみ、消費、社会問題、環境など、世界中のありとあらゆる事象を、考察の守備範囲(さらには卒業論文のテーマ)とします。三年次の演習では、文献購読を中心に進めつつ、受講生各自に卒業論文のテーマを見つけ出し議論の見通しを立ててもらいます。四年次の演習は、卒業論文の指導が中心となります。

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