園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2019.10.10 秋の日、りんご・にじ組栗ご飯!!

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10月10日は絶対晴れる日!台風が近づいているとは思えないほどいい天気でした。今日はりんご組とにじ組が散歩に行き学内の栗を拾ってきて栗ご飯を作ることになっていました。拾った栗ではご飯に至らないので、給食室で準備した栗で、みんなの給食が終わった時間に炊き上がるようにしました。

お弁当を食べながら焚火台が気になります。最初は薪と炭が燃えるにおいと煙のにおいが立ち込めていました。給食を食べ終わったにじ組がうちわで炭に風を送っています。「炊き上がりましたよ!」

給食を食べ終わったりんごさんが外に出てきました。にじ組はお弁当を食べ終わった人たちがお片づけをして、もう一度手を洗って、ラップに少し冷ました栗ご飯をもらいました。

「栗ご飯食べたい人?」「は~い」みんな期待でワクワクです。食べているシーンは見逃しましたが、にじ組さんが届けに来てくれました。

さて、この喜びの時間の2時間前に、にじ組とりんご組が一緒に栗を探しに学内に散歩に出かけました。

にじ組さんとりんごさんは一緒に手をつないで出発です。並ぶとにじ組さんはお姉さんとお兄さんですね。1時間後に帰ってきた子ども達は誇らしげにビニール袋を見せてくれました。中には栗のイガが入っていました。先生の話によると、みんな手を傷めないように柔らかく掴んで袋に入れたので手を痛がる子はいなかったそうです。

今日は七ヶ宿の「もりのわ工房」の井上さんからトラックで薪が届きました。煮炊きする薪は森の枯れた木だけでは熱効率が悪いので、買った薪も利用していました。結構高い値段なのでトラックで買うといいよと教えられて紹介されたのが「もりのわ工房」でした。

トラックは園庭まで入り込めないので、北園庭の入り口においてもらい、そこからひかり組が手や手押し車で薪を運びました。結構長い時間なのに音を上げずに運びきりました。薪小屋にした小屋に積み上がった重たい薪は広葉樹、「コナラとかカエデ・・・」と井上さんが説明してくださると「しってる」「そこにかえでもあるよ」…ひかり組の学びは積み重なっていましたね。

 

運び終わったひかり組は、腕が少し痛くなったと言っていましたが、小屋と北園庭を何度も何度も往復したひかり組に拍手です。最後に北園庭の準備を見たひかり組は、「これからなにするの?」「栗ご飯を作るの。」「わーい!」「ごめん今日はにじ組とりんご組なんだよ」「え~っ」絶句してがっかりしたひかり組は、今度別な時にね、と言われて納得してお部屋に戻って行きました。

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