宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

７月20日～21日ひかり組の森郷キャンプ場でサマーキャンプを行いました。

連日の猛暑で熱中症の事故が日本中で起こっている中の行事でしたので、事前にお知らせした通り、登山を止めて雨天時に行う予定だったプログラムで1日目を行いました。

こども園からバスに乗り込み、森郷に到着すると若干市内よりは涼しく感じましたが、それでも日向はやはり暑く礼拝場に早速入りました。礼拝堂から見える緑の美しさは、表の暑さを忘れさせてくれます。

森郷キャンプ場の三浦先生がご挨拶して下さり「森郷のあいさつ」右手親指を突き出して「ヤー！」という挨拶を教えていただきました。

そして、早速ゲーム開始です。大学の境先生にもビデオを撮っていただき、「サマーキャンプ・グループ対抗戦」が始まりました。3種類のゲームは数字の順番ゲーム（持っているカードを少ない順から多い順に並べます）、グループで手を繋いで手を使わずにフープをくぐって渡すゲーム、最後は連想ゲームです。

時折礼拝堂の3箇所に集まって作戦会議や問題を相談していましたが、何度もこの場面を繰り返しているうちに、グループとしての連帯が生まれ「やまゆり」「のぎく」「りんどう」のグループの行動がスムーズになってきました。最後におやつのおせんべいを貰って「しょっぱい」と言いながら美味しく食べました。

少し温度が下がったので、「フィールド・カレード・スコープ」（自然物を入れる万華鏡）を作るための小さな自然物を捜しに戸外に出ました。山百合の道周辺の「小さな自然物」を捜している子ども達は、嬉しそうに探し回りました。

そして、いよいよ「シャロームハウス」に向けて移動です。

荷物を各部屋に片付け、お待ちかねの夕食です。ランチョンマットの色でグループの色が決められ、１つのテーブルに３つのグループの人が座っています。野菜のピクルスはこども園のキューリをたっぷり使っているので朝取りです。子ども達はカレーやピクルスを次々お代わりしていました。

まだ少し明るさが残るキャンプファイヤー場には大きな炎が点きました。歌ったり踊ったりして楽しさが最高潮になった時、火の粉が舞い上がりました。子ども達の歌に、日暮も負けじと大合唱です。

暗くなってから「ナイト・ウォーク」をしました。礼拝堂までの道をグループごとにオーロラランプを持って歩いて行きました。保護者の皆様から離れて、子ども達と先生達の楽しいキャンプは、お腹がぺこぺこになるまで遊び、いっぱいご飯を食べてぐっすり寝ました。

次の日は６時過ぎに次々起き出して、朝ごはんは、自分の好きな具を入れる手作りおにぎりでした。大好きな家族と離れて、心細かったかもしれませんが、仲間たちと楽しんで過ごした２日間は、みんなの心も体も大きくしてくれたかもしれません。

今日はゆっくり過ごしてくださいね。そして、このブログもしばしの間お休みさせて頂きます。

みなさん、楽しい夏休みを、そして夏期保育のみなさんは月曜日に元気に登園してください。