宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

「まつげのはください」と5歳児の男の子達に言われました。「何にするの？」「ぽっぷこーんつくるから、やくの」「まつのは？松葉だね。」「？」キョトンとした男の子に、枯れて落ちていた松葉を教えました。「いたそう」と手を出さなかった子もいましたが、ほとんどの子は両手で持ち上げ走って持って行きました。かまどでは担当の先生が火を熾していました。

朝はこども園のロータリーのアスファルトの濡れていたところが氷り、教頭先生が融雪剤を撒いていました。南園庭の落ち葉が霜で白くなっています。森の中に入ると霜はなく、濡れた落ち葉の道になっていました。リュウノヒゲから青くなった実が見えています。かまどの方からは白い煙が見え、松葉が集まっていました。

私はポップコーン作りが始まる前に大学に行って戻ってみると、ポップコーンは出来あがり、みんなが食べた後でした。教頭先生が写真を撮っていて説明してもらいました。そら組はベンチを協力して運び、にじ組はシートを敷いて外で食べていました。

ひかり組はポップコーンを入れる容器を同じ用紙でグループごとに作っていました。そこで、それに何グラムのポップコーンが入るかを検証するために、代表の1枚にポップコーンを入れ重さを計りました。

各グループが様々な形の入れ物を作っていましたが、三角錐のアイスクリームのコーン型のグループは細長くできてしまい7グラム、一番量が入ったグループが50グラム、と想像していた量をはるかに越えた差になり驚きの声が上がりました。最後に先生から同じ量のポップコーンが渡され、ホッとして美味しく食べました。

未満児クラスも少しだけポップコーンを貰い、給食の時に食べたそうです。