宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

先日白鳥を見たにじ組が、10時過ぎに丸田沢に向かって出発していきました。

「えんちょうせんせい、どうしてここにいるの？」「にじ組と一緒に白鳥を見たいの。」
「それじゃあ、いっしょにいってもいいよ。」「ありがとう」

途中で担任の先生が「フキノトウが出ているから踏まないでねぇ」と子ども達に大きな声で声を掛けました。「ツチグリもあるよ」その度に子ども達は立ち止まり「どれどれ」と見ていました。

「はくちょうがいない！」「いないね、どうしたの？」「来るのが少し遅かったかな？」今日はお日様ピカピカで白鳥は早めに移動したのでしょうか？

ちなみに、先週72羽いた白鳥の写真です。
この風景を見に頑張って歩いたにじ組さん、
残念でした。また、今度ね。

こども園の森も園庭も昨日の雨の後が残っていました。落ち葉は水を含み滑りやすく、斜面から低い森に水が流れ小川のようになっていました。丸太の上にいくつものキノコが見えます。

「せんせいなにしてるの？」りんご組の男の子に斜面の上から声をかけられました。「春を探していたの。」「？？」

野外炊飯場の斜面の上のサザンカの隣で沈丁花のつぼみが膨らんでいました。花が咲いたら芳香を放つでしょうね。
北園庭の端の平均台が濡れていました。いつもだったら跨いで座って電車ごっこをしているのに濡れているから躊躇していました。

「歩いてみたら？」と声をかけると、恐る恐る片手を窓の網戸に手をかけて歩き始めました。降りるときにちょっと怖い人には手を貸しました。

マルチパネを組み立ててもらってままごとをしていたのはもも組です。テラスのところに来ていたお客様にりんご組があいさつに行っています。芝生の斜面の下で雨水がたまっていました。ぶどう組が水をスコップやコップで救い上げで遊んでいました。

森の入り口ではそら組さんが話し合いです。何の相談でしょうね。

今日は風もなく比較的穏やかな日でした。だから白鳥が見られなかったのかもしれませんね。先生たちはフキノトウをサッと見つけるのに森では見つけることができませんでした。