2018.06.01 「園長先生、こんなことがありましたょ」
子ども達の様子は見ていても、担任しか分からない子ども達の世界があります。
特に未満児は自分の思いを伝えられないので、今回は先生たちに教えてもらいました。
もも組
子ども達を散歩車に乗せて北門へ向かう途中、教頭先生から声を掛けられました。
「近くにヘビの赤ちゃんがいるよ。」「ウワー本当だ」
一人の先生が手の平にヘビの赤ちゃんをのせて子ども達に見せました。
「あーっ」と声を出しながら手を伸ばす子もいました。
北園庭の芝生で初めてボール遊びをしたんです。最初無反応だったんですが、
ぶどう組さんがボールを捕まえる様子を見て、ボールの扱い方がわかったようで、
興味を示し、一人ひとりにボールを用意すると、
手でつかまえたり、転がしたりしてました。
ヘビの赤ちゃんでも触れる先生は凄い!
もも組さんの目は色々なものを見て体験し始めましたね。
ぶどう組
北園庭でたんぽぽの綿毛を見ていた子に「フーッとしてごらん。」
そして「ふぅ」、と綿毛を飛ばすと飛んでいく方向を見て、何度も飛ばしました。
しばらくして、ハルジオンを見つけたときに、一生懸命「ふーっ」と吹いたのです。
何で飛ばないの?というような不思議な顔をしてました。
綿毛とハルジオンは子どもにとって大きな違いがなかったのでしょう。吹いても吹いても綿毛が飛ばないと思った子どもの表情が目に浮かびます。
りんご組 おやつが「がんづき」の日に、がんづきの穴を見つけて、「ありさんのおうちー」と一言。 それを聞いた他の子が「てんとうむしさんのおうちー」と言いました。 雨が降っている時アリさんは何をしているのかな?と尋ねると男の子が 「ズッコ、としてる!。」と想像して自分もやっていました。
私たちが普段見ている食品の中に発見があるのですね。子ども達は詩人です。