森のこども園の概要

感動したぶんだけ、大きくなれる。

どんな大人に育つかは、
こどもの頃にどれだけ感動したかによると思う。
森や山で、ふしぎに出会う。
うつくしいものや、人の親切に出会う。
ときには困っている友達や、自分自身に出会う。
そんな体験が、その後の人生を豊かにする。
野山をかけめぐり、広い園庭で遊び、
自分で考え、たすけあい、
やわらかい頭と体を大きく大きく育てていく。
こどもたちにとって、そんな毎日こそ、いちばんの宝物になるだろう。
こども時代を精一杯生きること。
感動できるこころを育てること。
それこそが、この時期にできる大切な学びなのだから。
宮城学院女子大学附属認定こども園 森のこども園

園長あいさつ

宮城学院女子大学附属 認定こども園 森のこども園 園長

沢田石 道子

森の物語のはじまりです。

 宮城学院の森の中に「森のこども園」が完成しました。建築家伊東豊雄氏が設計した園舎の屋根は、部屋ごとに木が組まれ中央が高くなっています。麦わら帽子の中に子ども達がいる姿をイメージされたそうです。園庭のランドスケープは本学理事・ランドスケープ・アーキテクト石川幹子氏が手掛けられました。国有林に続く森へ自然な流れが出来ています。
 11月に移転した時は、園舎周辺の木々が黄色やオレンジ色になり美しい色彩に包まれていました。森は、これから迎える四季それぞれの美しい環境を与えてくれることでしょう。

 宮城学院は「神を畏れ、隣人を愛する」をスクールモットーとしています。神への畏敬と共に「隣人を自分のように愛しなさい」というイエス・キリストの教えを基に保育も行われています。讃美歌を歌い、神に感謝の祈りをささげる日々は子ども達の心を育て、愛され守られている自分を実感できることでしょう。
 1956年に開設された宮城学院附属幼稚園では当時としては珍しい自由保育でした。遊びを活動の中心にした自主性・自発性を尊重する教育は、現在も受け継がれています。この60年の歴史のある「幼稚園」が、幼保連携型の「こども園」となった変革の年に、初めて0~2歳児30名を迎えて未満児保育が始まりました。園児の保育だけではなく、子育て支援、一時保育、児童クラブ、という新たな事業も加わりました。園児はもとより様々な人が訪れ出会い、たくさんの物語を紡いでくれることでしょう。

 固定遊具がない芝生の園庭では、入園したばかりの0~2歳児も走り回っていました。また、3~5歳児にとって東側にある野外炊飯場は、素晴らしい遊び場となりました。園舎より一段低いその場所を、4歳児のそら組は「ちか1かい」と呼びました。天気の良い日には、お弁当やお弁当型の給食を持って、地下一階の木のテーブルで食べました。また、かまどを使ってクラスごとに焼き芋を焼いて食べた時には、薪や落ち葉の焼けるにおいと白い煙が漂いました。やがて焼き芋が配られ、アツアツの焼き芋を口に入れると子どもたちの笑顔が広がりました。この場所で子ども達の豊かな感性が育っていくことと思います。

 やがて雪が降り一面の銀世界になった斜面は、そり遊びの歓声が響きました。そりに乗った未満児も先生に引っ張ってもらっていました。森の中で大きな木の洞(ウロ)を発見した子ども達は、そこにクルミの食べ殻も見つけたのです。食べ方で動物の種類が分かる《フィールドサイン》という言葉を覚え、図鑑を調べるようになりました。そして、3月になると森の木々の枝には膨らみ始めた芽が芽吹きの時を待っています。自然から受けるすべての環境に感謝して子ども達との楽しい時間を過ごしたいと思います。
森の物語は始まったばかりです。

教育方針と特徴

教育・保育方針

本園は聖書の教えに基づいた人間教育を理念とする、
宮城学院女子大学附属の認定こども園です。
豊かな自然環境と優れた空間のもとで、幼児の心身の健全な成長をうながし、
のびのびとした豊かな個性と、調和のとれた人格形成の
基礎を培うことを目的としています。


本園の性格と任務

・ キリスト教主義によるこども園です。
・幼児教育研究施設として、大学と協力し保育の研究を行います。
・本学学生に対して実習指導を行います。
・地域社会における幼児教育の発展に貢献します。


教育および保育の目標

教育方針にかかげた目的を達成するため、
0歳児から就学前までの一貫した教育及び保育の展開をしていきます。

教育理念

宮城学院は、福音主義キリスト教を礎に「唯一の創造主である神を畏れ、
自由かつ謙虚に真理を探究し、隣人愛に立ってすべての人格を尊重し、
人類の福祉と世界の平和に貢献する女性を育成する」ことを建学の精神とし、
「神を畏れ、隣人を愛する」をスクールモットーに掲げています。

宮城学院女子大学附属認定こども園  森のこども園は
聖書の教えに基づいた人間教育を理念とし
のびのび野外遊びを通して 「3つの心」を育てています。

なぜだろう どうしてだろう?と不思議に思う心

すごいなぁ、きれいだなぁと感動する心

人と協力し温かく接する思いやりの心

定員数と教員数

園児

0歳児 6名 (3号認定)
1歳児 12名 (3号認定)
2歳児 12名 (3号認定)
3歳児 30名 (1号認定、2号認定 各15名)
4歳児 30名 (1号認定、2号認定 各15名)
5歳児 30名 (1号認定、2号認定 各15名)

教職員

園長 1名
園長補佐 1名
教頭 1名
主幹保育教諭 1名
保育教諭 25名
管理栄養士 1名
給食調理員 3名
事務 1名
バス添乗 1名

保育時間

1号認定
利用のお子様
9:00~14:00

預かり保育
(有料)
7:00~9:00
14:00〜18:00
保育のお休み 土・日・祝日、園の定めた日、夏・冬・春休み

2号・3号認定
利用のお子様
7:00~18:00

延長保育
(土曜なし)
18:00〜19:00
保育のお休み 日・祝日、年末年始

教育実習

本園では、
宮城学院女子大学の学生のために、
次のような実習教育を行っています。

観察実習の指導

学生の勉学のために、平常時の観察、直接的保育参加など、保育の年間計画と対応させながら実施しています。

教育実習の指導

本学学生の教育実習指導計画にもとづき、幼稚園教諭免許取得希望の学生に対して、部分実習、全日実習、研究保育、研究討議等の形で教育実習の指導にあたっています。

ワークスタディ制度

奨学金制度と同様に経済的事情を抱える学生の支援と共に、学生の就業力を育成することを目的としています。一週間あたり10時間を越えないよう、こども園での保育補助、給食室の調理補助、などの業務に当たります。

あゆみ・沿革

1954(昭29)年 宮城学院女子大学附設幼稚園教員養成所設置
1955(昭30)年 宮城学院女子大学附設幼稚園教員養成所廃止
1955(昭30)年 宮城学院女子短期大学保育科設置
1956(昭31)年 宮城学院女子短期大学附属幼稚園設置
(仙台市東二番町30)
1968(昭43)年 幼稚園、保育科、中高寮合同校舎落成
(仙台市北目町1-30)
1980(昭55)年 現在地(仙台市青葉区桜ヶ丘9-1-1)に移転
1981(昭56)年 3歳児1学級開設
1987(昭62)年 3歳児1学級増設
2001(平13)年 宮城学院女子大学附属幼稚園に園名変更
2005(平17)年 子育て支援 未就園児クラス「ぽっぽくらぶ」開始
2015(平27)年 幼稚園型認定こども園として移行
2016(平28)年11月 幼保連携型認定こども園として体制を移行

Q&A

幼保連携型認定こども園とは何ですか?

認定こども園とは、教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。認定こども園には、地域の実情や保護者のニーズに応じて選択が可能となるよう多様なタイプがありますが、森のこども園は幼保連携型認定こども園です。幼稚園的機能と保育所的機能の両方の機能をあわせ持つ単一の施設として、認定こども園としての機能を果たします。

1号認定とは何ですか?

3歳から5歳の幼児で幼稚園や認定こども園等での教育を希望する場合が1号認定に該当します。基本的には教育時間(本園では平日9:00~14:00)の利用となりますが、必要に応じて7:00~9:00、14:00~18:00の一時預かり保育(有料)を利用することができます。

2号認定とは何ですか?

3歳から5歳の幼児で保護者が夫婦共に就労している等、認定こども園や保育所等での保育を希望する場合が2号認定に該当します。教育・保育時間内で、(本園では保育標準時間7:00~18:00保育短時間8:30~16:30)保護者の勤務に合わせて利用時間が決定します。必要に応じて、延長保育(18:00~19:00/登録制・有料)、土曜保育(登録制/ご両親が勤務のときのみ)が利用できます。

3号認定とは何ですか?

0歳4ヶ月から2歳の乳幼児で保護者が夫婦共に就労している等、認定こども園や保育所等での保育を希望する場合が3号認定に該当します。保育・教育時間内で、(本園では保育標準時間7:00~18:00保育短時間8:30~16:30)保護者の勤務に合わせて利用時間が決定します。必要に応じて、延長保育(18:00~19:00/登録制・有料)、土曜保育(登録制/ご両親が勤務のときのみ)が利用できます。なお、延長保育を利用できるのは10ヶ月以上児になります。

スクールバスは運行していますか?

スクールバスは2017年度をもって運行を廃止いたします。2号認定の方から「利用できますか」と問い合わせがありました。バスコースと時刻が合えば利用は可能です。ただし、週明けに持参する午睡用のお布団をバスに積むことはできません。3号認定の方は、利用できません。

制服はありますか?

制服はありません。身につけるもので決められたものは、通園帽子(3~5歳児のみ)、クラス帽子、名札の3つです。本園は「のびのび野外遊び」を大切にしています。森や園庭で遊びやすい服装で登園してください。

3歳児クラスのクラス編成はどうなりますか?

募集は1号認定15名、2号認定15名 計30名です。15名ずつの2クラスになりますが、1号、2号の混合クラスとなります。

給食の提供はどうなりますか?

○1号認定の方は、週5回(月~金)または2回(水・金)の選択制となります。2回を選択した方は、月・火・木曜日は弁当持参となります。教育時間終了後の一時預かり保育を利用する場合はおやつの提供があります。長期休業中は給食の利用が出来ませんので、一時預かり保育を利用の際は、弁当持参となります。
○2号・3号認定の方は、毎日給食(昼食とおやつ)となります。土曜保育利用の際も、昼食とおやつが提供されます。

見学はできますか?

入園を希望する方は、事前に見学ができます。園行事等のため、お受けできない日もありますので、ご希望の際には電話でお問い合わせください。