森のキッチンより

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2018.08.07 矢内先生の科学講座

8月3日(金)今日は宮城学院女子大学、矢内先生の科学の講座です。

「どの飲み物が一番すっぱいの?」という疑問に対して、実際飲んでみて感じることと、実験して数値を出して調べるというものでした。

 矢内先生から「今日は本当の実験のようにやってみようね」と言われ、子どもたちは真剣に話を聞いていました。「酸っぱさはこの紙を使って調べると数字で表すことができるんだよ」と先生が教えてくれました。1年生の男の子が「その紙は何ていう紙ですか?」と質問すると「PH試験紙というんだよ」と教えていただきました。

 いよいよ実験の開始です。紙コップ4個ずつと酸っぱさの数値を色で見る表を1枚ずつ渡されました。紙コップにはそれぞれ飲み物名、南アルプスの天然水・アルカリイオン水・アクエリアス・キリンレモンのシールを貼ってから飲み物を入れてもらいました。1番に調べたのは南アルプスの天然水です。PH試験紙を銀カップに置き天然水をかけると子どもたちは「わー色が変わってきた」「濃くなったよ!7番かな8番かな?」試験紙と表を見比べていました。

 先生から「今度は飲んでみよう」子どもたちは天然水を飲み「いつも飲んでる普通の水だね」「少しあまいかな?」先生から「水は数字だと7くらいなんだね」と教えていただき納得の子どもたちです。同じ手順でアルカリイオン水・アクエリアス・キリンレモンと調べました。アルカリイオン水は8、アクエリアスは4、キリンレモンは3という結果に「アクエリアスは飲んだ感じは酸っぱくないのに数字で表すと酸っぱい飲み物なんだね」と子どもたちは驚いていました。「これとこれを混ぜたらどうなるかな?」「変わると思う?」「調べてみないと分からないよ」と好奇心旺盛な子どもたちでした。

 今回の講座を通して、子どもたちは実験する楽しさを知ることができたと思います。