森のキッチンより

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2019.10.04 今週の活動

10月1日(火)天日干しして水に浸しておいたとちの実を茹でました。
子どもたちは臭いをかぐと「変なにおいがする」「何かお酒のにおいに似てる」など
みんなで言い合っていました。
1年生が茹でる前に泡立っていた水を交換してとちの実を洗いました。
「うわぁ~」見た目ではわからなかったぬるっとした感触に驚いたようです。
「この泡は石けんにもなるんだって」というと「えーっ」とびっくりしていました。
鍋にかけ茹で上がったとちの実はおいしそうな栗のようです。
「皮はかたいので先生が剥くからね」剥いたとちの実をネットに入れて水に浸して今日の作業は終了です。次回は木灰で剥いたとちの実を煮る作業です。

10月2日(水)夏休みに作ったはちみつ石けんとみつろうキャンドルを見て、大学祭でいくらで売るか?みんなで値段を決めました。
値段を決める前に、学生の店長さんと副店長さんが“利益”について分かりやすく劇をして教えてくれました。子どもたちは、材料費より売り上げの金額が少なくならないように値段を決めることが大事ということを知りました。
実際にはちみつ石けんとみつろうキャンドルの材料費がいくらかかって何個できたか?を聞いて子どもたちは考えました。
「100円」「400円」「10円」といろいろな意見が出ましたが、学生と一緒に計算して
「これだと安すぎる」とか「子どものお小遣いでも買える方がいいよね」などたくさん話し合って“利益”も出るようにそれぞれの値段を決めることができました。
次回は看板づくりです。
みんなでつくった森の雑貨屋さんにたくさんの人が来てくれるようにとデザインを考えている子どもたちです。