森のキッチンより

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2018.10.12 いも煮会

 秋休みの最終日は、子どもたちと野外炊飯場でいも煮会をする計画を立てていました。

 いも煮に入れる食材を考えたり、森で枝を拾ったり、とても楽しみにしていたのですが、あいにくの雨で室内で行うことになりました。里芋、ごぼう、大根など固めの野菜は大きい子たちで切りました。特に里芋の皮は中々むきづらく苦戦していました。大根や人参は、もう何度も切っているので「いちょう切りね!」と慣れた手つきで切っていました。「こんにゃくは手でちぎるよ」と言うと「えー!ちぎれるの?」「こんな感じになるよ」と見せるとこんにゃくをちぎる感触を楽しんでいました。

 鍋に火をかけて豚肉、固めの野菜から炒めて水を入れて煮立つまでの時間は2学期から頑張りたい事をみんなで発表し合いました。「森の家」ではお友だちの前でお話をする機会を意識して設けるようにしています。始めはどうしても話すことが難しかったお友だちも今は恥ずかしそうにしながらも話せるようになり成長を感じます。

 まだ野菜に火が通らないので次は間違いさがしをしました。男女に分かれて服装の一部を変え変化に気づくか?というものです。自分たちのアイデアで上靴を左右履き変えたり、上着を交換したり、腕まくりをしたりと仕掛けるほうは必死です。上靴の左右は履き変えは中々難しかったようです。男女とも大きな変化は気づきにくいようでした。間違いさがしは中々の盛り上がりでした。

 野菜に火が通り仕上げの味噌を入れました。味噌は昨年、生野先生と作った仙台味噌です。おにぎりとおそろいの手作りのお箸を準備し「いただきます」「おいしい!」「こんにゃくが2こも入ってる」「こんにゃく私もすき!」「手作り味噌も前より熟成しておいしくなってるね!」「また味噌づくりしたいね!」野外でできなかったのは残念でしたが、とても楽しいいも煮会でした。