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3年の夏、私は1つの目標を立てた。『卒業までにTOEIC900点台を取る』と。その時の私のスコアは850。900点突破は不可能だとは思わなかったが、道のりは長く見えた。しかし、私はTOEICの為に何かをした訳ではなかった。900点という目標は常に頭の中にあったが、TOEICの問題集を買っても長続きせず、結局いつもの私なりの英語への取り組みで最終的にスコアを上げ900点突破の目標を実現させた。英語力そのものを伸ばす努力によって、スコアは自ずと伸びるのだということを私は改めて実感した。
英語の勉強方法は十人十色だと思う。私が英語を勉強する際に最も大切だと思うのは、数多くある方法から自分に最も合ったものを見つけることだ。ある人にとっては全く性に合わず、時間をかけても頭に内容が入っていかない方法でも、同じ方法で力が効率よく伸ばせる人もいるのではないだろうか。
私の場合の英語の勉強方法はとにかく読み、聞くこと。非常に単純である。どちらも英語の勉強に限らず私が日常的に趣味としていることを勉強に結びつけただけなのだ。小説を読むのが好きな為、900点突破の目標を立ててからは日本語ではなく英語で本を読んだ。書店の洋書コーナーで興味のありそうなタイトルの本を手に取り、ページをめくり、気に入ったら買ってみる、という単純な方法で読む本は決めた。Harry Potterのようなベストセラーも読んだ。毎日数ページでも必ず寝る前に読書の時間を設けた。より多く聞く為にも趣味の映画鑑賞を利用した。DVDを学校で借り、それらを英語字幕で繰り返し見た。CDを聞くようにDVDを四六時中流すことによって、ほんの少しあいた時間にも自然に英語に注意を払えるようにした。英語字幕を読むことによって速読力も付き、そして英語を読みながら聞く為、しっかりとしたリスニングの練習ができたのだと思う。
趣味以外に私の英語力向上の鍵となったのは、学生として最も身近な勉強の場である授業だ。3・4年生では自分のコースの授業を主に履修し、その他に興味のある授業を中心に履修できたので、集中して勉強することは難しくはなかった。中でも私にとって影響が大きかったのは基礎セミナー、卒業論文セミナー、そして2年間履修した上級英会話だった。基礎セミ・卒論ではAcademic Englishを読み、書くことを学んだ。上級英会話では英語で考え討論を徹底的に行った。夏・春の長期休暇中に集中的に行った友人との自主的な勉強会でのNewsWeekのReading, 映画でのListening, それらのトピックについてのDiscussionもまた、非常に大きな助けとなった。英語力はReading, Writing, Listening, Speakingの4つのバランスがとれて初めて伸びると思う。私はこれらの授業・勉強会で、自分一人では補えなかった部分をバランスよく学ぶことが出来たと思っている。
私の勉強方法は数多くある中の1つに過ぎない。私には最適の方法だったが、他にも取り組み方は多くあると思う。だが、全ての勉強方法に共通して最も必要とされるものはDetermination & Continuous Effortだと、私は上級英会話のあるトピックから学んだ。決意を硬くし、やると決めたことを必ずやり通す強い意志。そして常に根気良く努力することは何かを学ぶ際には必要不可欠なのだ。英語を学ぶのは簡単ではない。それでも自分の力を磨きたいという強い意志と日々の努力があって初めて少しずつ成果は出てくる。当たり前のことのようだが、実行するのは時には難しい。けれどこの大きな山を乗り越えられた時に感じる達成感、喜びは大変だった分大きいのではないだろうか。私は3年次に立てた900点突破の目標を達成できた。けれど今後もDetermination & Continuous Effortで更なる向上を志していきたい。